ブログ

学力向上推進の情報発信!

鴛中生の学力向上に向けた授業改善☆授業改革②

6月26日(水)、校内研修を実施しました。研修内容は「①主体的に学びに向かう態度」「②個別最適な学び」についてです。

本校の研究主題は「『ICTを活用した個別最適な学び』~確かな資質・能力の定着に向けた自己調整学習モデルの研究~」です。研究主題に向かうためにも、今回の研修内容を踏まえたうえで授業を考えることは非常に大切なことです。

①について

「主体的に学びに向かう態度」は2つの側面を踏まえたうえで評価をしなければなりません。2つの側面とは『粘り強く取り組もうとする側面』『自己の学習を調整しようとする側面』です。

「2つの側面を両立するためにも、昔ながらのストロングスタイルの授業のままではいけない!」と教頭先生からの力説をいただきました。生徒一人一人が主体的に学ぼうとする意志をもてるように、授業も日々進化していかなければなりません。

②について

「個別最適な学び」もこれからの授業に求められてくる要素の一つです。これは決して一人一人に一からすべてを教えるというものではありません。目標達成のために「自分には何が必要でどのように解決しなければならないのか」ということを生徒自身が考えて学びに向かう必要があります。そして、生徒一人一人が選んだ道筋を把握したうえで、一人一人に適した指導を教員が行っていきます。

定期テストが廃止となった現在は、このような学習の仕方がとても大切になってきます。いわゆる「課題解決型の学習」です。普段の生活にも生きる学習を目指していきます。

一人一人が計画を立てて学習することは大切ですが、一人だけで学習することはお勧めしていません。自分一人では気付かなかったことや友達と話し合った時に思い付いた新たな考えを、いかに自分のものにできるかが深い学びにつながると考えています。

研修の中でも、先生たちにグループになって話し合ってもらいました。自分が担当している教科以外のこともきちんと把握することで、学校全体で学力向上に向けて取り組めると考えています。日々研修です。

今後も研修の情報を随時更新していきます。生徒全員の学力向上に向けて教職員が一丸となって取り組んでいきます!