鴛中生の学力向上に向けた授業改善☆授業改革①
学校ブログにも紹介されていますが、5月22日(水)、校内研修を実施しております。研修内容は、『①評価方法について ②全国学力・学習状況調査から見える鴛中生の苦手な部分とその改善に向けた取組について』研修を実施しました。
①に関しては、
今年度から本校は定期テストを廃止しております。これからの時代に求められる資質・能力の3つの柱である「知識・理解」、「思考力・判断力・表現力」、「主体的に学習に取り組む態度」をしっかり育成するために・・・
各単元 スモールステップで生徒をしっかり見取る→日々きめ細やかに評価→生徒の苦手部分をしっかり伝え学習内容の定着を目指しています。
そして評価のためのテストから、学習内容の定着を図るための単元テストへと変換しております。その中での評価方法について、単元ごとにしっかり見取るための評価方法になっているかなど、各教科の現時点の評価がどのようになっているかを小グループで交流し合いました。
②に関しては、
まずは、全国学力・学習状況調査が今年度どのような調査問題が出題されているのか、どのような力の育成が求められているのかを把握するために、全教員が事前に調査問題を解き・・・
~下の写真は、国語で全問正解(ブラボー👏👏👏)をした養護教諭の解いている様子です。~
全教員が問題を解いていることを踏まえた上で、今年度の本校の状況を国語科・数学科から分析結果を共有し、鴛中生の得意分野や苦手分野について、課題克服に向けた改善方法について交流しました。特に鴛中生が苦手としている「思考力・判断力・表現力」の観点を生徒がしっかり身に付けるために、どのような授業を展開すれば良いかを、私が講師になって実践的な研修を行いました。
最後に学力向上Cから文科省の言語活動例と生成AIに関する暫定的なガイドラインのページ紹介がありました。なぜこのページを紹介したかというと文科省の生成AIに関する暫定的なガイドラインのページには、昨年度の全校道徳で使用したフィルターバブル現象の図が掲載されており、その図が今回の国語科の問題に同じ図が出題されていました。言語活動例のページにも、数学で出題されていた問題と同じ図が掲載されていました。色々な所に授業改革のヒントが隠れていることを気付かせてくれました。
全教員で共有し、学力向上に向けた授業改革を、学力向上Cを中心に組織的に進めていきます。今後も学力向上に向けた取組を紹介していきます。