7月13日(水)「平成」の時代・・・
私が新採用として教員になったのはもう三十数年前。学校は荒れていました。中学校です。授業を常にエスケープするいわゆる「抜け出し」が何人もいて、授業がない先生が校舎内を回り、生徒たちと話をし、授業に入れるのです。もちろんトイレや体育館の踊り場、校舎内外の隠れたところでタバコを吸っては投げる。たばこの匂いをさせないためにガムをかむ。それを校舎中に吐き散らかす・・・。たばこやガムを拾い集め、生徒指導の毎日でした。部活動が終わり、帰るのはいつも22時を回っています。家に帰って夕食をつくるのもおっくうで、毎日コンビニで弁当か外食が当たり前でした。この体型になったのも、その影響が強いと思います(笑)。今は教職員の「働き方改革」が推進されています。「部活動の改革」も急ピッチです!この話をすると、永遠に書き続けてしまいます。まずはこの辺で・・・。
先日、大学時代の仲間とLINEで少し交流しました。その中で、全国的に教員の数が減っていることが話題になりました。ある県では、小学校の採用試験一次の倍率が1.0倍だというのです。(まさに受けたら受かる数値だと推測します)びっくりしました!
教師受難の時代・・・。そんな中、昨日から2日間、2年生が職場体験学習で島内の事業所でたいへんお世話になっています。鴛泊小学校にも、6名の生徒がお世話になっています。私は休み時間の様子を参観しました。小学校教員はまず「遊ぶ」ことができるか?そこがカギですよね(笑)!生徒たちは汗をかきながら児童たちと「遊ぶ」を頑張っていました!
一人でも教師の魅力を感じ、鴛泊地区から未来の「教師」が誕生することを私は願っています!!