新たな命について考える
本日は、3年生性教育の2回目でした。中学校最後の性教育の時間となります。
「前の時間に何をやったか覚えている?」という問いかけに、すぐ「同意!」と返す生徒がいてくれて大変嬉しかったです(^-^)
最終回は妊娠を取り巻く状況を題材に据える、本格的な回です。情報量が多い回でしたが、みんな頑張って話を聞いていました。
担任の先生は最近お子さんが生まれたばかり。資料として、実際のエコー写真も見せてくれました!
「小さい!」「かわいー!」「すごい!」と生徒(&養護教諭)は大盛り上がり。身近な人の実感のこもったお話、とても心に響きました。
授業の最後にはこれまでの3年間の性教育も踏まえて、「正しい知識を持って責任ある行動ができるようになってほしい」ということが担任の先生から伝えられました。
こちらは生まれてくる頃の赤ちゃんの大きさ・重さを模した赤ちゃん人形を抱っこしているところです。
親戚に赤ちゃんのいる生徒が抱き方をレクチャー!その様子はまさにプロでした。
総合保健福祉センター様、毎年赤ちゃん人形を貸していただきありがとうございますm(_ _)m
国際セクシュアリティ教育ガイダンスによると、諸外国の研究成果において、包括的性教育を行うことで児童生徒の性行動が早まった国はなく、むしろ慎重な方に傾く国が多いという結果が伝えられています。
「そのうちきっとなんとなく知るだろう…」では、もう遅い時代となりました。
なんとなく、でどこかから得る知識が正しいという保障もありません。
生徒達が自分と大事な相手を守れる知識・優しさを身に付けることができるように、性教育の授業が終わっても支援を続けたいと思います!