性に関する指導:自分も他人も大切にするために
本校では、各学年2時間ずつの性に関する指導(いわゆる性教育)を行っています。
性教育は、体や心の発達、人間関係や友達との関わり方、多様性、家族の形や個人の生き方など……様々な切り口から、自分や他者、生命や社会について多面的に知識や理解を深める「人権教育」になります。
【生涯にわたり自分や他者の心身を大切にすることができる力】を身に付けてほしいという願いを込め、各学年で指導を行っていきます。
今日は1年生の性教育1時間目でした。
「大人へのステップアップ」と題し、オリエンテーションを兼ねて、他者と接する際の「大人ルール」を確認しました。
相手のパーソナルスペースを尊重する、他者の体や物を勝手に触らない……言葉にすると当たり前のことなのですが、付き合いの長い相手に対してはつい緩んでしまいがちな部分でもあります。
「自分はよくても、相手は嫌がっていないだろうか?」
「自分と相手はよくても、周りの人はどう思うだろうか?」
ということを意識して、初対面の相手はもちろんですが、見知った相手や友達・家族に対しても、自分のコミュニケーションの仕方が適切かどうかを一度振り返ってみる機会にしてもらえたら嬉しいです。
コミュニケーションも、行きすぎればハラスメントや性暴力になり得ます。
気になることや困ったことがあったら、周りの信頼できる大人や先生・相談窓口に気軽に相談してくださいね。
(主な相談窓口一覧は左側のメニュー欄にあります!)