~教育実習日記~ 研究授業
本日6月20日(木)の1時間目、教育実習生の研究授業を行いました。単元は『第二次世界大戦と日本』です。授業内容は、生徒たちに1941年秋の日本政府になってもらい、「ABCD包囲陣に囲まれた現状をどうやって解決するか」という議論をAチーム(アメリカ戦賛成派)とBチーム(反対派)にわかれて議論をし、議論を通して日本が開戦に至った理由を考察し、まとめる内容でした。実習生ながら教師のファシリテーターとしての動きが見られ、まさにこれからの先生に必要なことを大切にしていた授業でした。
これからの生徒たちに求められる育成すべき資質・能力(〇知識・技能 〇思考力・判断力・表現力 〇主体的に学習に取り組む態度 そのバランスのある学力育成)は、昔ながらの一定の知識を教え込む昭和型の授業では身に付けさせることができません。これらの能力を生徒たちに身に付けさせるために、これからの教師に求められることは、学びのファシリテーターの力、学びのコーディネーターの力が必要と言われています。鴛中教員が重点に置いている一つの教師のファシリテーターの動きですが、実習生からも学ぶことができた良い授業でした。何より、ある生徒から「今日の授業楽しかった」の一言が今日の授業が良かったことを物語っているかと思います。最後に頑張った実習生と3年生の授業の様子をどうぞ。
今日は運動会の練習はありませんでしたが、校舎内は運動会一色です。ちなみにうちわに保健体育常任委員会が使用している何人もの生徒を救っている魔法の熱中症対策うちわです。